2010/4/12 全国建設関係行政書士協議会「建設業法の核心を探る」と題してフォーラムを開催
平成22年4月9日(金)、全国建設関係行政書士協議会(略称:建行協)の主催するフォーラムが、山口市において開催され、建設業を専門とする行政書士、公官庁担当者ら約70名が参加した。
主催者代表挨拶 亀井保代表世話人
フォーラムは「建設業法の核心を探る」と題して、誕生から既に約60年が過ぎた建設業法に関する問題点や課題に関して討論が行われた。
第1部は山口康夫氏(国士舘大学法学部教授)による、建設業法に関する基調講演が行われ、建設業法の経緯や改正時の状況について詳細な説明があった。
また、民主党が立ち上げた「建設業法等を考える議員連盟」についても触れ、「建設業法が改正されるとすれば、一般法の名称である建設法に格上げされるかどうかが1つの視点」との指摘があった。
基調講演を行う山口康夫教授
第2部は山口教授をコメンテーターとし、建行協の会員が討議を行うパネルディスカッションが行われ、主に実務者の視点から見た建設業法の問題点等について話し合われた。
コーディネーター 渋瀬清治氏(建行協)
向かって左から渋瀬清治氏(建行協)、山口教授、三佐藤忍氏(建行協)
上田隆氏(同)、荒木雅子氏(同)、小栗重美氏(同)
会場からも多数の意見が出され、主に営業所の専任技術者・経営管理責任者に関する矛盾点等が多数指摘され、活発な討議により参加者は建設業法に関する理解を深めていた。
意見を述べる参加者(画像は岩戸康太郎氏:建行協)
建行協では毎年全国各地でフォーラムを開いており、6月4日には甲府市で山梨地域フォーラムの開催が予定されている。
全国建設関係行政書士協議会HP今回の画像は事務局長を務められた弓削和徳先生、小関康一先生にご提供頂きました。ありがとうございました。
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