2019/02/25 兵庫県行政書士会様が「行政書士記念日 市民公開講座 IN 姫路」を開催

2月22日(金) 兵庫県行政書士会様が姫路キャスパホールにて、「行政書士記念日 市民公開講座 IN 姫路」を開催されました。

兵庫県政150周年・兵庫県行政書士会創設プレ60周年記念事業として、「行政書士による大規模災害の備えと支援を考える」というテーマで市民公開講座を開催されました。

市民講座は兵庫県行政書士会 企画部次長 山口麻衣子先生の司会進行で進められました。


兵庫県行政書士会 企画部次長 山口麻衣子先生

開会にあたり、主催者である兵庫県行政書士会 会長 村山豪彦先生よりご挨拶がありました。
「24年前に阪神淡路大震災があり、各地でも地震や風水害など災害が頻発している。
災害発生時に行政書士会が被災者に何ができるかということを考えたときに、災害は本来身近なことであるが、実際に体験してみないと自分の身として考えられない。
市民講座はそれを考える機会としたい。」とお話されました。


兵庫県行政書士会 会長 村山豪彦先生

続けて、ご来賓の方々からのご挨拶がありました。


兵庫県中播磨県民センター
センター長 田中基康様

姫路市
市長 石見利勝様


姫路市議会
議長 今里朱美様

ご来賓の日本行政書士会連合会 会長 遠田和夫会長よりご挨拶がありました。
2月22日は行政書士記念日であり、「行政」を「ゆきまさ」と読んだ、公式キャラクター「ユキマサくん」を紹介されました。
行政書士は市民に身近な街の法律家であり、生まれてから一生涯、いろいろな場面で関わりがある存在であることなどお話されました。


日本行政書士会連合会 会長 遠田和夫先生

講演会の第1部は「熊本地震における行政書士の支援活動について」と題して、熊本県行政書士会 会長 井口由美子先生がお話されました。
「熊本で地震が発生し、甚大な被害を受けた時に、行政書士会として何ができるかということを考えたが、今思うと何かしないといけないということが先走ってしまった。
役所に訪問し、何かお手伝いできることがないかと話し、り災証明の発行の受付を手伝うことになり、電話の相談窓口の開設なども行った。
さらにご高齢の方や体のご不自由な方のために、訪問相談や、り災証明を代行で申請することなども行った。
そういった被災者支援、復興支援を通じて、書類をもらって代行するだけではなく、話を聞いたりすることで、支えになることが、行政書士の本来の仕事であると感じ、誇りをもって支援活動ができた。」とお話しされました。


熊本県行政書士会 会長 井口由美子先生

その後、第2部は「姫路市の防災行政について」と題し、姫路市市長公室 危機管理室 室長 松本好正様より、姫路市が取り組んでいる防災行政についてお話されました。


姫路市市長公室 危機管理室
室長 松本好正様

第3部は「災害からいのちと生活財を守るために」と題し、北海道大学 名誉教授 関 孝敏様が講演されました。
関様は姫路市生まれで、北海道大学で教鞭を取り、現在も災害に関する研究をされておられ、これまでのご自身の経験や災害史などを踏まえてお話されました。


北海道大学 名誉教授 関 孝敏様

第4部は「兵庫県行政書士会の取り組みについて」と題して、兵庫県行政書士会 副会長 山下智子先生がお話されました。
阪神淡路大震災や各地で発生した災害に対して、兵庫県行政書士会としてどのように被災者支援や復興支援を行ったか、また、各地で発生した大規模災害に兵庫県行政書士会様がどのような支援を行ったかをお話されました。
今後の課題として、他の行政書士会との協力や訓練実施など備えを行うことなどをお話されました。


兵庫県行政書士会 副会長 山下智子先生

閉会のご挨拶を兵庫県行政書士会 姫路支部 支部長 田中修司先生が行われました。


兵庫県行政書士会 姫路支部
支部長 田中修司先生

ご来賓の方、また多くの市民の方が市民講座に参加され、行政書士会様による大規模災害の備えや支援について知ることができる良い機会となりました。

ワイズグループでは、今後も兵庫県行政書士会の先生方のお役に立てるよう取り組んでまいりますので、引き続きご指導賜りますようお願いいたします。

このたびの市民公開講座の開催、誠におめでとうございました。


会場:姫路キャスパホール


(記事中の所属・役職等については掲載日時点の情報にて記載しています)

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