ワイズ公共データシステム株式会社

経営状況分析機関のワイズ公共データシステム

【財務諸表】

質問:

キャッシュ・フローのイン・アウトについて教えて欲しい。

回答:

 営業キャッシュフローについてですが、営業キャッシュフローとは、営業活動によって得られた現金の収支のことで、経営状況分析においては、

   (間接法)

   営業キャッシュフロー

   = 経常利益 + 減価償却実施額 - 法人税住民税及び事業税 ± 貸倒引当金増減額

   ± 売掛債権増減額 ± 仕入債務増減額 ± 棚卸資産増減額 ± 未成工事受入金増減額

    (※増減額は 当期 - 前期)

で算出します。

加減の考え方は、下記のようになります。

 ・ 売掛債権で考えると、売掛があるということは、その分売上高(利益)は増えていますが現金化

  されていない、つまり手元にその分の現金はないということになります。よって、売掛債権は営業

  キャッシュフローに引きます。

 ・仕入債務で考えると、買掛があるということは、その分損失が増えていますが現金化されていない、

  つまり手元にその分現金はあるということになります。よって、仕入債務は営業キャッシュフローに

  足します。

 それぞれの科目については下記のようになります。

当期 - 前期の金額 +(増加) -(減少)

 貸倒引当金
 仕入債務
 未成工事受入金


 売掛債権
 棚卸資産

(補足)

 間接法とは、損益計算書の税引前当期純利益を始点とし、そこにいくつか調整項目(売掛債権等)を加減して営業活動によるキャッシュフローを表示する方法です。
 経営状況分析においては、本来、税引前当期純利益を始点とするところを、簡便な方法により経常利益より計算しております。

 

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