電子申請支援システム建設業統合版 Q&A - 経営状況分析 / 経営事項審査 / シミュレーション
完成工事高について、2期平均と3期平均のどちらが有利かを確認したい
財務諸表と経審書類の入力が済みましたら以下の手順で確認します。
①顧客台帳画面の[経営状況分析/経審]-[審査結果表示]ボタンをクリックして、審査結果画面を開きます。
②続いてツールバーの[激変緩和]ボタンをクリックします。
③激変緩和措置の4パターンの評点が業種ごとに一覧表示されます。最も高い点数となるパターンは青く表示されます。
どの業種を重視するかなど総合的な点数を考慮して、有利な組み合わせを選択してください。
ここで選択した計算方法(赤チェックが付いている)は書類に反映され、シミュレーション結果も変わります。
■激変緩和措置について
建設業者の評点が年度によって大きく変動することを防ぐための制度で「完成工事高」と「自己資本額」においていずれかの選択が可能です。
・完成工事高(元請完成工事高)… 直前2年の平均完成工事高または直前3年の平均完成工事高
・自己資本額 …審査基準日の純資産合計額または審査基準日の決算と直前の審査基準日における自己資本額の平均
ヒント
・業種が複数ある場合は、業種ごとに有利不利が異なることがあるため、工事高が大きくなる方が有利とは一概にはいえません。
・完成工事高は、その他の審査項目の点数(W点)にも影響します。
・自己資本額は、多い方が有利となります。