2010/4/20 国交省/住宅ストック流通促進へ助成対象募集/初年度5千戸計画

【建設工業新聞 4月20日 記事掲載】

 中古住宅の品質向上と流通促進を目的とした国土交通省の「既存住宅流通活性化等事業」がスタートする。住宅瑕疵(かし)担保責任保険法人による検査と瑕疵保証保険への加入、履歴情報の登録・蓄積などを要件に、リフォーム工事などの費用の一部を助成する事業で、28日に募集を開始する。本年度は1戸当たり100万円を上限に、5000戸程度への助成を計画している。

 事業は、一戸建てや共同住宅(長屋を含む)の売買時リフォームを対象とする「既存住宅流通タイプ」と、一戸建て住宅で売買を伴わない「リフォーム工事タイプ」の2種類。新耐震基準が施行された1981年6月以降に建築確認を受け、2000年3月31日以前に竣工した住宅に加え、81年5月以前の物件でも耐震改修などにより新耐震基準に適合している住宅は助成対象に含まれる。

 募集期限は5月31日(消印有効)。応募者には、既存住宅流通タイプでは、売り主が宅地建物取引業者の場合はその売り主、売り主が個人の場合はリフォーム工事業者など、リフォーム工事タイプではリフォーム工事業者を想定している。

 初回の応募戸数と予算の残り具合を見ながら、次回以降の募集を検討する。助成金は検査や事務手続きに関する費用が全額対象になり、工事費用は売買の有無や工事内容に応じて補助割合に差を付けている。助成限度額は共同住宅で1棟当たり2000万円、1事業者当たり5000万円としている。

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