国土交通省は９日、高木毅副大臣を座長とする「建設産業活性化会議」を設置し、１４日に省内で初会合を開くと発表した。同省幹部のほかに、有識者や業界団体、外郭団体、教育界などの関係者、さらにオブザーバーとして厚生労働省の担当者が参加する。

建設産業の担い手確保・育成が大きな課題となっている中、中長期的な視点でどのような施策を講じることができるかを探っていく。初会合には、太田昭宏国交相も出席し、参加メンバーにあいさつする予定だ。

有識者と業界団体などからの参加メンバーは次の通り。〈有識者〉大森文彦東洋大法学部教授（弁護士）▽蟹澤宏剛芝浦工大工学部教授▽高野伸栄北大公共政策大学院准教授

〈業界など〉渥美直紀日本建設業連合会総合企画委員会委員長代行▽伊藤孝全国建設業協会副会長▽豊田剛全国中小建設業協会副会長▽才賀清二郎建設産業専門団体連合会会長▽小川忠男建設経済研究所理事長▽内田俊一建設業振興基金理事長▽豊田善敬全国工業高等学校協会会長。