2015/02/24 CE財団/監理技術者資格者証の申請方法見直し/合格通知書でも申請可能に

【建設工業新聞 2月 24日 2面記事掲載】

建設業技術者センター(CE財団、青山俊樹理事長)は、14年度の技術検定の合格者を対象に、監理技術者資格者証の交付申請方法を一部見直した。交付申請にはこれまで、技術検定の「合格証明書」のコピーを添付することが必要だったが、合格通知から半年程度の間に限り、技術検定の指定機関から受け取る「合格通知書(受験番号)」のコピーでも申請できるようにした。これにより、申請者は従来より早く資格者証を受け取って監理技術者を名乗ることができるようになる。

CE財団は、15年度以降の取り扱いについては今後検討していくとしている。

監理技術者資格者証の交付を申請する場合、これまでは土木、建築、電気工事、管施工、造園の各施工管理技士となるための技術検定に合格していることを示す合格証明書の受領を待たないと受け付けてもらえなかった。

主任技術者の要件を満たした技術者が監理技術者になる場合も、同様の措置が講じられる。具体的には、元請として4500万円以上の工事で2年以上にわたり指導監督的な実務経験を持つ人が、技術検定2級の合格証明書に代えて、合格通知書のコピーでも交付申請を行えるようにする。

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