2015/03/05 (一社)沖縄県建設業協会様が「変更協議で利益と工事成績を上げた実例と対策」研修会を開催

平成27年3月4日 (一社)沖縄県建設業協会様が本部会場にて、
「変更協議で利益と工事成績を上げた実例と対策」研修会を開催されました。
今回の会場となった沖縄県は、冬でも温暖な気候で出生率が全国平均を
5割上回る今後も発展が見込まれる地です。


沖縄県庁(1990年1月竣工)

那覇市役所(2012年12月竣工)

沖縄県の建物にみられる「シーサー」は沖縄方言で「獅子」のことを意味し、
「家の守り神」や「魔除け」、「福を呼ぶ縁起物」などとして、屋根や門柱、
玄関、床の間などに雄雌をペアで据え付ける習慣があります。
早くも桜の花は散り、街ではブーゲンビリアの花が道行く人々を楽しませています。


沖縄県庁玄関上に鎮座するシーサー


島内のあちこちに咲くブーゲンビリア
(撮影協力 行政書士法人 なか事務所様)

今回の会場となった沖縄県建設会館は大ホールや各種会議室やレストラン、
立体駐車場までが整備され会員企業社員向けの教育設備が整っています。
沖縄県建設業協会様では全国的に不足している鉄筋・型枠工を育成し、
会員企業において正社員化するなど、担い手三法の施行を先取りするかのような
熱心な教育・育成活動を展開されています。


沖縄県建設会館

人財育成への積極的な取り組み

研修会は13:30~17:00のスケジュールで、
(一社)沖縄県建設業協会 庶務課長 久高 唯和様の司会進行により進められました。


(一社)沖縄県建設業協会
庶務課長 久高 唯和様

研修会は「変更協議で利益と工事成績を上げた事例と解説」と題して、
各種の設計変更ガイドラインによって明らかにされている設計変更可能・
不可能な事例や、その基本的な考え方についてご説明させていただきました。
加えて、工期・現場の制約条件を克服し、より品質の高い工事を完成するための
改善提案例を紹介し、実際に提案に用いた資料により、基本的な提案方法について
解説させていただきました。



講師は株式会社ワイズ 代表取締役 福澤直樹が務めさせていただきました。


株式会社ワイズ 代表取締役 福澤直樹



研修会の中でも紹介させていただきました、
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沖縄県は現在でも世界中から旅行者が訪れる国際都市ですが、
古くから琉球王国として中国などとの交易で栄えてきました。
那覇市と豊見城市の間を流れる国場川には真玉橋(まだんばし)が
築かれており、その両岸には橋の改修工事で発見された戦前の
真玉橋のアーチ部分が移築保存されています。
沖縄戦によって数多くの文化遺産が失われた中、地域住民の愛着による
住民運動により市民の誇りと心の拠り所となっています。
美しい珊瑚礁の海や、世界遺産となった琉球王国のグスク関連遺跡群と共に、
琉球土木遺産を訪れてみてはいかがでしょうか。


戦前の真玉橋(鎌倉芳太郎氏撮影 左岸石碑より)


現在の真玉橋(2002年完成)

移築保存された真玉橋アーチ部分

(一社)沖縄県建設業協会の皆様、この度は年度末のお忙しい中大勢ご参集いただき、
また弊社を講師としてお招きをいただきありがとうございました。
今後ともワイズグループへのご指導をいただきますようよろしくお願いいたします。


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