2020/06/16 国交省/全技能者の能力評価実施へ/35職種以外や多能工の評価手法検討
【建設工業新聞 6月 15日 1面記事掲載】
国土交通省は、建設キャリアアップシステム(CCUS)を活用した能力評価をすべての建設技能者が受けられる環境を整える。現在、登録基幹技能者制度のある35職種を対象に、技能者のレベルを4段階で判定している。今後の対応方策として35職種以外の職種や多能工などの評価手法や、最上位のレベル4より上の新たなレベル設定などを検討。年度内に施策を取りまとめ、能力評価制度ガイドラインを改定する。
CCUSと連携して技能水準を評価する「レベル判定システム」は、能力評価実施機関(35職種・50団体)と建設産業専門団体連合会(建専連)で構成する「建設技能者能力評価制度推進協議会」(会長・才賀清二郎建専連会長)が運営・維持管理している。
国交省は職種を問わずすべての技能者への能力評価が可能となるよう、35職種以外の技能者や多能工に対する評価手法を検討する。最高位のレベル4の中で、さらに能力が高い技能者を対象に新たなレベル(レベル5)の設定を検討する。
現行の客観的指標以外に、仕事の出来栄えやコミュニケーション能力といった主観的指標(現場代理人の推薦など)について、加えるかどうかも含め議論する。能力評価の実施主体に元請団体やハウスメーカー団体の参画も検討する。
CCUSと連携して技能水準を評価する「レベル判定システム」は、能力評価実施機関(35職種・50団体)と建設産業専門団体連合会(建専連)で構成する「建設技能者能力評価制度推進協議会」(会長・才賀清二郎建専連会長)が運営・維持管理している。
国交省は職種を問わずすべての技能者への能力評価が可能となるよう、35職種以外の技能者や多能工に対する評価手法を検討する。最高位のレベル4の中で、さらに能力が高い技能者を対象に新たなレベル(レベル5)の設定を検討する。
現行の客観的指標以外に、仕事の出来栄えやコミュニケーション能力といった主観的指標(現場代理人の推薦など)について、加えるかどうかも含め議論する。能力評価の実施主体に元請団体やハウスメーカー団体の参画も検討する。
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