2021/08/23 東北整備局/20年度週休2日工事実施状況/実施率75・7%
【建設工業新聞 8月 23日 6面記事掲載】
東北地方整備局は2020年度に契約した週休2日工事の実施状況をまとめた。21年3月末時点で港湾・空港工事を除く全工事の8割に当たる768件を週休2日対象工事として公告。うち581件が週休2日を実施した。実施率は75・7%となり、5割に満たなかった19年度から大幅に増加。週休2日促進キャンペーンとして東北6県ごとに官民を挙げて展開する「週休2日制普及促進DAY」をはじめ、計画的な取り組みの成果が着実に表れた。
20年度の実施状況は、発注者指定型で55件(対象工事公告件数56件)、受注者希望型が495件(660件)、交代制モデル工事が31件(52件)。実施率では発注者指定型が98・2%、受注者希望型が75・0%、交代制モデルは59・6%となった。
東北整備局では、21年度から公共工事現場の週休2日確保をより後押しするため「週休2日制普及促進DAY」を拡充。6県の公共工事現場でこれまで3~6日間実施した統一土曜一斉現場閉所の設定日数を大幅に増やし、4月から6県一律に毎月第2土曜日の12日間を一斉閉所する取り組みを始めた。
週休2日工事は、予定価格3億円以上(本官)の全工事や同未満(分任官)の一部工事を対象に発注者指定型で発注。分任官工事のうち新設の鋼橋架設、新設のPC橋、新設の舗装、河川、海岸、道路改良、区画線などの各工事が原則化となる。いずれも入札公告時には参考資料として概略工程表や条件明示チェックリストを公表する。
現場閉所が困難な工事は、技術者や技能者が交代しながら休日確保に取り組む週休2日交代制モデル工事を適用。河川維持工事のような天候の影響に左右されやすく、緊急性が高い工事や工事発注後に新たな制約が想定される道路維持や災害復旧、現道交通規制を伴う工事に関しては、受注者希望型の週休2日工事または週休2日制モデル工事として発注する。
工事成績評定の取り扱いについては、発注者指定型の場合、週休2日の達成で加点し、未達成で減点となる。受注者希望型は、達成で加点、未達成の場合でも減点とはならない。
20年度の実施状況は、発注者指定型で55件(対象工事公告件数56件)、受注者希望型が495件(660件)、交代制モデル工事が31件(52件)。実施率では発注者指定型が98・2%、受注者希望型が75・0%、交代制モデルは59・6%となった。
東北整備局では、21年度から公共工事現場の週休2日確保をより後押しするため「週休2日制普及促進DAY」を拡充。6県の公共工事現場でこれまで3~6日間実施した統一土曜一斉現場閉所の設定日数を大幅に増やし、4月から6県一律に毎月第2土曜日の12日間を一斉閉所する取り組みを始めた。
週休2日工事は、予定価格3億円以上(本官)の全工事や同未満(分任官)の一部工事を対象に発注者指定型で発注。分任官工事のうち新設の鋼橋架設、新設のPC橋、新設の舗装、河川、海岸、道路改良、区画線などの各工事が原則化となる。いずれも入札公告時には参考資料として概略工程表や条件明示チェックリストを公表する。
現場閉所が困難な工事は、技術者や技能者が交代しながら休日確保に取り組む週休2日交代制モデル工事を適用。河川維持工事のような天候の影響に左右されやすく、緊急性が高い工事や工事発注後に新たな制約が想定される道路維持や災害復旧、現道交通規制を伴う工事に関しては、受注者希望型の週休2日工事または週休2日制モデル工事として発注する。
工事成績評定の取り扱いについては、発注者指定型の場合、週休2日の達成で加点し、未達成で減点となる。受注者希望型は、達成で加点、未達成の場合でも減点とはならない。
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