2021/12/27 22年度予算案/厚労省/CCUS普及へ助成メニュー新設
【建設工業新聞 12月 27日 2面記事掲載】
24日に決定した2022年度予算案で、厚生労働省は建設事業主などへの助成事業に前年度比12・3%増の68億40百万円を計上した。「人材確保等支援助成金」の新メニューとして、建設キャリアアップシステム(CCUS)の普及促進事業に対する助成コースを設ける。建設事業主団体が構成員に対し、技能者登録料を補助した場合やカードリーダーの導入などが対象になる。助成率は中小団体が66・7%、それ以外は50%とする。
新コースの名称は「建設キャリアアップシステム等普及促進コース(仮)」。建設事業主団体がCCUSの登録申請手続きを支援する場合も助成対象にする。全国建設業協同組合連合会(全建協連、青柳剛会長)など、予算成立を見据え助成コースと連動した普及促進策を模索する団体もある。
コース新設に伴い、人材確保等支援助成金の「雇用管理制度助成コース(建設分野)」を廃止する。
CCUSに登録した技能者に「技能実習助成金」を割り増す特例措置は本年度末が期限だった。CCUSの普及を後押しするため、22年度末まで延長する。
新コースの名称は「建設キャリアアップシステム等普及促進コース(仮)」。建設事業主団体がCCUSの登録申請手続きを支援する場合も助成対象にする。全国建設業協同組合連合会(全建協連、青柳剛会長)など、予算成立を見据え助成コースと連動した普及促進策を模索する団体もある。
コース新設に伴い、人材確保等支援助成金の「雇用管理制度助成コース(建設分野)」を廃止する。
CCUSに登録した技能者に「技能実習助成金」を割り増す特例措置は本年度末が期限だった。CCUSの普及を後押しするため、22年度末まで延長する。
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