2022/01/06 政府/首相補佐官に森昌文氏起用/国土強靱化や科学技術イノベーション担当

【建設工業新聞  1月 5日 1面記事掲載】

政府は2021年12月28日の閣議で、元国土交通事務次官の森昌文東日本高速道路会社代表取締役専務執行役員を1月1日付で首相補佐官に充てる人事を決めた。国土強靱化や復興などの社会資本整備、科学技術イノベーション政策などを担当する。

閣議後の会見で松野博一官房長官は森氏の起用に関し、「国交省道路局長、国土交通事務次官、東日本高速道路代表取締役専務執行役員などの要職を務めるなど、国土交通分野を中心に幅広い経験を積まれており、首相補佐官として適任と岸田文雄首相が判断した」と述べた。

森 昌文氏(もり・まさふみ)1981年東京大学工学部土木工学科卒、建設省(現国交省)入省。2011年道路局企画課長、13年官房技術審議官、14年近畿地方整備局長、15年道路局長、16年技監、18年事務次官、19年顧問。20年東日本高速道路代表取締役専務執行役員建設事業本部長。奈良県出身、63歳。

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