2022/03/10 国交省/登録基幹技能者講習の職種に「解体」追加/23年度実施へ
【建設工業新聞 3月 9日 1面記事掲載】
国土交通省は登録基幹技能者講習の職種に「解体」を追加した。講習実施団体として全国解体工事業団体連合会(全解工連、井上尚会長)を2月14日付で登録。公益事業の認定などの手続きを経て2023年度の講習実施を目指す。将来的に職長の1・5人に1人に当たる2万5000人が登録基幹技能者資格を取得することを目標に掲げた。
全解工連は解体工事の施工管理者資格として「解体工事施工技士」を育成し、21年度までに累計2万7980人の資格者を輩出している。登録解体基幹技能者が生まれることで、技術者と技能者の両方で資格制度が整う。
井上会長は、解体工事業界の従事者がプライドを持って仕事する環境をつくり、「処遇改善や若手入職者の促進、解体工事業の地位向上につなげていきたい」と話している。
全解工連は登録基幹技能者の育成・活用や新規入職者の確保と並行し、建設キャリアアップシステム(CCUS)の加入促進に取り組む。25年度までにCCUSの事業者登録100%、技能者登録80%の目標も設定した。CCUSのレベル判定基準も今後策定する予定だ。登録基幹技能者講習は職種追加で計39職種となる。
全解工連は解体工事の施工管理者資格として「解体工事施工技士」を育成し、21年度までに累計2万7980人の資格者を輩出している。登録解体基幹技能者が生まれることで、技術者と技能者の両方で資格制度が整う。
井上会長は、解体工事業界の従事者がプライドを持って仕事する環境をつくり、「処遇改善や若手入職者の促進、解体工事業の地位向上につなげていきたい」と話している。
全解工連は登録基幹技能者の育成・活用や新規入職者の確保と並行し、建設キャリアアップシステム(CCUS)の加入促進に取り組む。25年度までにCCUSの事業者登録100%、技能者登録80%の目標も設定した。CCUSのレベル判定基準も今後策定する予定だ。登録基幹技能者講習は職種追加で計39職種となる。
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